1949-04-25 第5回国会 参議院 運輸委員会 第10号
即ち現在の東京大学の学生の例を取りましても、朝の食事を拔いておるという学生が極めて多量に上つておるという状態で、この五三%というのは決して十分に食事をするための食費を判定したというのではなくて、食事を拔くぐらいにしながらも、尚且つ五三%の食費なしには済まされないという状態になつて來ておる、從つて部屋代とか電氣代、そういうようなもの、ノート代というものはどうしても必要な、生きるためにも必要なものでありますので
即ち現在の東京大学の学生の例を取りましても、朝の食事を拔いておるという学生が極めて多量に上つておるという状態で、この五三%というのは決して十分に食事をするための食費を判定したというのではなくて、食事を拔くぐらいにしながらも、尚且つ五三%の食費なしには済まされないという状態になつて來ておる、從つて部屋代とか電氣代、そういうようなもの、ノート代というものはどうしても必要な、生きるためにも必要なものでありますので
例えば光熱費のごときものでありましても、これは本當は農家あたりにおきましては、籾摺の電氣代も、それから灯りにつける電氣代も一緒にしておるというようなこともあろうと思われるのでありまして、實際の生計の上に使う分と、それから農業に使う方の区別があろうと思うのであります。
恐らく税金と、電氣代と石炭代が必らずこれは滯るに決つておるのであります。その際に一方においては炭鉱業者は冬の輸送の不円滑その他において石炭の出るのが少いが、輸送ができなくなるために貯炭ができる。その貯炭ができた方に配炭公團は金融をしていない。積出したものについて金融しておる。